「なにこの企画?」提案が通らない。そんな時に頼りたい最新オリジナルARグッズ企画集。
ここ数年「AR」というワードをよく耳にするようになりましたね。
先日、KDDIとフェイスブックが「AR」で提携するなどのニュースが話題にもなりました。
こちらは、Instagramアプリを活用したトライオンや商品購入、AI店員による接客体験、
ARグラスやモバイルARを活用したショッピング体験など、次世代ショッピングをコンセプトに様々な事業を展開していくようです。私達の生活に近い所で活用され出し「AR」という技術もより身近なモノになっていきそうですね。
ですが、なんとなく凄そうなのは分かるけど、実際なんなのか、どう使っていけばいいのか分かりにくいですよね。今回は、これまでの活用事例を紹介しながらARについてご理解いただき、オリジナルグッズ製作のアクセントのひとつとしてご利用いただけますと幸いです。
まずはこちらの動画をご覧ください♪百聞は一見にしかず!
オリジナルARグッズというものがどのようなグッズかおわかりいただけたかと思います。
さて、ここからARについてじっくり解説をさせていただきますが、
”とにかくまずは相談したい!”
というせっかちな方はぜひ↓の問合せフォームからご相談くださいませ。缶バッジ以外もご相談下さい。
目次
そもそも「AR」ってなに?
「AR」とは、Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)の略で、端的に機能を説明するとコンピュータの力で、見えないものが見えるようになる技術のことを指します。
「AR」を実際に使用したサービスとしては、16年に世界中でブームが起きた「ポケモンGO」がもっとも有名ですね。プレイした方も多くいらっしゃると思いますが、肉眼では見えない、いないはずのポケモンが、スマホ越しに世界を覗いてみると至る所でポケモンを視認するこができ、捕まえたり、戦わせたりして楽しむことができます。
画面上のCGだけで完結するゲームとは違い、没入感が桁違い
よく聞く「VR」との違いってなに?
「AR」セットで語られることが多い「VR」という技術との違いについても少しご紹介いたします。
「VR」とはVirtual Reality(バーチャル・リアリティー)略で、「AR」同様に視覚を利用する技術です。違いと言えば、「AR」が現実世界に視覚情報を重複表示させる「拡張現実」であるのに対して、「VR」はクローズドな世界(スクリーンなど)にリアリティを高めた視覚映像を投影する「仮想現実」であるという点になります。
アニメ作品でいうと、2010年から現在も根強い人気のあるTVアニメ「ソードアート・オンライン(SAO)」は、作中でVRを使用した仮想空間を舞台にストーリーが展開していきましたね。
本作ではナーヴギアという名称でフルフェイスヘルメットのようなカタチで視覚を遮断して、
VR世界(仮想空間)へ繋がっていました。※詳細を述べるとナーヴギアは、フルダイブ型の装着具で脳に直接接続をして世界を感じることができるので、どちらかと言うと攻殻機動隊の電脳空間のようなイメージですので厳密に言えば違う技術になりますね。でも、クローズドな世界にリアリティーを求めているという点では同じ技術と言ってもいいですよね。
今すぐ「AR」を体感してみよう!
四の五の言わず、実際に体感してみた方が分かっていただける点なども多いと思うので、
今すぐ使えるARアプリをご紹介いたします。
COCO AR2
Google Play版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.slab.sktar&hl=ja
App Store版
https://apps.apple.com/jp/app/cocoar2/id867328953
こちらのアプリをダウンロード、起動していただき、下記の画像を読み取って見てください。
いかがでしたでしょうか。仕組みとしては、専用のサーバーに「読み取り用の画像」と「出力コンテンツ」をアップロードいたします。「読み取り用の画像」をアプリで読み取ると、それに紐づいた「出力コンテンツ」が画面上に表示されるという仕組みになっています。
COCOAR2では、画像の他にも動画や音楽、GIFアニメといったコンテンツを投稿することが可能です。
ここまでは2019年に書きましたがここからは2021年10月8日追記いたしました。
2022年は動画コンテンツの新しい幕開けの年
youtuber、Tik Toker、以前はどこか特別な人達が表現をする場だった動画配信サービスも今では誰もが簡単に動画を投稿しライトな表現をすることが当たり前になりました。そして5Gを活用したインターネット通信が一般的になっていくまさに今、今までは特定のサーバーが必要だった動画配信のハードルが各段に下がっていきます。
さらにコロナの影響で活動の場所が減ってしまったアーティストさんは2020年春以降に動画の配信を始めています。
つまり、
今世の中は動画コンテンツであふれている
と、言えると思います。
そういった動画コンテンツの活用の場としてぜひオリジナルARグッズの提案をしていただきたいと思います。
ARの活用企画事例集
名探偵コナン みんなでつくろう! モザイクアート 企画
http://realize-group.co.jp/product/conan/
「名探偵コナン」テレビアニメ&劇場版20周年を記念して「みんなでつくろう!名探偵コナンモザイクアート」を開催いたしました。
この時に発売をしたAR缶バッジのコンテンツは、各キャラクターになりきることができるイラストが出力されるものでした。それを使用して撮影したなりきり写真をSNS上に投稿いただき、その画像でモザイクアートを作成するという企画です。
数千もの投稿をいただい、無事モザイクアートも完成することができました。
特設サイトURL http://conan-ar.com/
セガゲームス様「セガフェス2018」 企画
セガホールディングスを始めとしたセガグループが主催する お祭り「セガフェス 2018」(4月14日~15日)にてAR企画を採用。
企画(1)セガフェスARスタンプラリー セガフェス会場内にて「セガフェスARスタプラリー」を実施。 会場内に設置されている3つのARスタンプをすべて集めると 「セガフェスオリジナルショッパー」がGETできる企画。 来場者にショッパーを持って街を歩いてもらい、フェスの広告塔になって もらおうという狙い。 (来場者の中には実際にショッパーを持った人を見てフェスに来た人も。)
企画(2)セガフェスARクイズラリー オリジナルショッパーと一緒に渡される「ARクイズラリー参加チラシ」に記載されているクイズに答 えて、スタンプをすべて集めると、豪華賞品(抽選)があたる企画に応募することができる。
チラシの裏面に記載された8つのポイント(セガフェス会場内および秋葉原地区内の近隣店舗)に行き、 クイズの答えの3項目からそれぞれ正解だと思うパネルやロゴにCOCOAR2アプリをかざしてスキャン。正解するとスタンプが貯まり、最後に応募フォームを入力できるというもの。
国文学研究資料館様 企画
東京・立川にある 国文学研究資料館にて、2017年10月11日より特別展示「伊勢物語のかがやき-鉄心 斎文庫の世界-」が開催され、その中の展示物にてAR企画を採用。 館内では、約100箇所ものARマーカーが設定されており、ARにてゆるキャラとの写真撮影も出来る。
大きな屏風は、屏風の中にそれぞれARマーカーが設定されており、各所にCOCOAR2アプリをかざすと 各物語のシーンの解説が表示される。
展示だと遠くて見えにくい絵が、手元のスマホで見れ、人物の細かい表情が見られると好評だった。 更に、文字(文章)がメインの本の場合、現代語訳および外国の方向けに英語での音声も聞くことが可 能。
また、無料で配布されているパンフレットからもARを閲覧することが出来る。
倉木麻衣様×ナッシュフィルム 企画
2017年10月24日(火)、倉木麻衣のアルバムリリースのイベントにてAR企画を採用。
西武新宿ペペ広場のCD販売会場近くに設置された特大ポスターにCOCOARアプリをかざすと、
10月24日(火)1日限定で“ヴァーチャル倉木麻衣”が出現するという企画 ( GPS機能を利用し新宿PEPE周辺地域のみ表示 )。
周囲の景色と共にスクショを撮ってみたり、自撮り2ショットを撮影してSNSにハッシュタグ「#AR倉 木麻衣」を付けて投稿するファンの姿も見られた。 新宿で、「倉木麻衣のスペシャル上映会」が行われ、上映終了後、倉木麻衣本人がサプライズ登場して 3曲の生歌パフォーマンスを行ったことで、より大きくSNS上で拡散された。
滋賀レイクスターズ様 企画
B.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチーム「滋賀レイクスターズ」の会員の満足度向上、コア ユーザーの獲得のためAR企画を採用。
当日、試合見に来た会員のみがもらえる選手カードにCOCOAR2をかざすと、その月のMVP選手のコメ ントムービーが流れる。
告知はカード交換時のPOPのみだが、月間100PVほどあり、もっとも見ている層は50代女性というこ とがわかった。
実際に50代女性はリピーターになっているケースが多い。 また写真を撮ってSNSで拡散してくれているユーザーもおり、口コミにも貢献している。
TBSラジオ様 企画
TBSラジオが放送する「A.I.共存ラジオ 好奇心家族」の番組オリジナルステッカーにてAR企画を採用。
ステッカーは、番組にメッセージを投稿し採用されたリスナーの中から配布されており、
2018年2月23日~4月20日の間にステッカーにCOCOAR2をかざすと、鷹の爪団の総統・吉田くん・番 組キャラクターのドッチくんが出現。
番組聴取のお礼メッセージムービーが流れる。 またメッセージの後には、キャラクターと記念写真が撮れるフォトフレームが表示され、
好きな被写体と写真を撮影することが出来る。 この企画は、オリジナルムービーが閲覧できるようになることでステッカーに付加価値がつき、
番組の ブランディング向上の一環として実施に至った。
「AR」機能が付いたオリジナルグッズを作ってみよう!
リアライズでは、COCO ARを使用したARグッズの製作を請け負っております。
通常製作のデザイン+出力コンテンツをご用意いただくだけで、製作が可能です。
現在、1コンテンツの出力料金が5,000円となっていますが、
弊社ではじめてARグッズを製作いただける方に限り、グッズの通常製作費のみで、AR機能を付けるキャンペーンをさせていただきます。
ARを付けたグッズというだけで、同じ商材であっても差別化ができ、企画も通りやすくなりますよ!弊社も缶バッジにARを付けることで、名探偵コナンのグッズ化権を取ることができました。
オリジナル缶バッジだけでなく、アクリルキーホルダーやTシャツ、トートバッグ、マグカップなど様々なグッズにAR機能を付けることができます。
「これにAR機能つけられる?」「こんなことがやりたいんだけど」といった内容のお問い合わせでも構いませんのでこの機会に是非、ご相談ください!
株式会社リアライズ代表、佐藤正裕のツイッター元気に更新中です。
創業からの11年で得た知見や良い仕事をし良い人生を送るためのアイデアをつぶやいています。
仕事ができる人は頭が良い人ではありません。ではどんな人か?
一緒に探していきましょう!